与那原中学校野球部父母会

普段は、めったに褒めない私が
背番号を持ってきた息子に対して、珍しく
「よく頑張ってる。」
と声をかけました。

背番号をユニフォームに縫いつけながら
今までの色々なことに思いを馳せて
涙がこぼれ落ちそうになりました。

近頃では、縫いつけも上手くなり、
ゆがんでしまったり、よれて皴になったり、
前と後ろを一緒に縫って「これじゃあ、着れね～」
となってしまうこともなくなっていました。

そして今日、
そんな思いをして縫いつけた背番号を付け、
元気よくグラウンドに飛び出していく後ろ姿がまぶしくて、
涙があふれてきました。







負ければ、最後。

というプレッシャーの中





声を出し合って、精一杯のプレー。









エース笹木は、ランナーを背負った厳しい場面を三振で抑え、
ピンチを凌ぐピッチング。



しかし、５回に長嶺中学の打線につかまり
３失点を喫してしまいます。


最終回

与那原中学は奥間のエンタイトル２ベースでチャンスを掴み、





笹木のヒットで１点を還しますが
追加点が奪えず、初戦敗退。



入学して、野球部に入部し
いろいろなことがありました。

１年生のころは、未熟な行動で
トラブルを起こすこともありましたが、
野球を通じて、
相手を思いやることや
自分を律することができるまで
成長しました。

野球ができる環境、
指導してくれる先生、コーチ、
支えてくれている父母、
さまざまなことに感謝をし、

何よりもここまできたのは、
自分自身が継続してきた努力の賜だと

胸を張ってほしいです。


『あぁ　夢があるから　生きていけるから
それでいい　胸を張って
「ありがとう」
あの日の声も　今日の涙も
忘れない　輝く未来へと』
（by GReeeeN 「pride」）


今の彼らを作っているのは、
彼らの過ごした時間で
そして、それはこれからに続いていきます。

これから先の、さらに高い夢に向かって
今までの自分に誇りを持って
進んでいってほしいと思います。